座長・発表者の方へ
1.座長の皆様へ

・ご担当セッションの開始10分前までに、次座長席(各会場内右側前方)にご着席ください。
・ 座長席上に計時装置が設置してあります。発表終了1 分前に黄色、終了時に赤色の
 警告ランプが点灯します。口演時間は下記の「2.口演発表の皆様へ」に記載のとおりです。
 進行は時間厳守でお願いいたします。
・一般演題セッションにはアナウンスのご準備はありません。
 時間になりましたら開始してください。

2.口演発表の皆様へ

1)口演時間
一般演題:一般口演発表 発表6分、質疑3分
指定演題:事前にお知らせした通りです。
※ 演台上に計時装置が設置してあります。発表終了1 分前に黄色、終了時に赤色の警告ランプが点灯します。時間厳守にご協力ください。
※発表の10 分前までに、次演者席(発表会場内左側前方)にお越しください。

2)発表形式について
・口演発表はすべてPC(パソコン)による発表のみで、一面映写です。
・USB メモリ、PC 本体による発表が可能です。CD-R 等は受け付けできませんのでご注意ください。
※Mac Keynote でのデータ受けはできません。ご使用の場合は、ご自身のPC をお持ち込みください。

3)発表データ受付
・ 発表データに動画を含む方は発表1 時間前までに、その他の方は発表30 分前までに、PC 受付までお持ちください。
A~C会場で発表の方松山全日空ホテル 本館4 階 ガーネット
D、E会場で発表の方松山全日空ホテル 南館2 階 ロビー

受付時間:9月7 日(金)8:00~18:30/9 月8 日(土)7:30~14:00

・2 日目の午前中の発表者は、できるだけ前日にデータ受付をお済ませください。

4)発表データの運搬
・ USB メモリ: 受付されたデータはサーバーへ登録させていただき、USB はその場で返却します。PC内にコピーした発表データは、発表終了後学会事務局で責任をもって削除します。
・PC 本体:PC 受付で試写の後、ご自身で講演会場内オペレーター席(演台横)にお持ちください。
発表後はオペレーター席で返却しますので、お引き取り忘れのないようご注意ください。

5)発表データ作成方法
◆ PC 本体持ち込みの場合
・ お持ち込みいただくPCの機種、OS及びアプリケーションソフトの種類は問いません。
動画、音声も使用できます。
・ 会場のプロジェクターへは一般的な外部出力端子(D-Sub 15pin)での接続となります。

Macintosh や一部のWindowsマシンでは変換コネクターが必要となりますので、必ずご持参
ください。
・AC アダプターを必ずご持参ください。
・スリープ機能やスクリーンセイバーの設定は、事前に解除してください。
・安全のため、USBメモリでバックアップデータをご持参ください。
◆ USB メモリ持ち込みの場合
・会場にご用意するPCはWindowsです。MacintoshはPC本体持込のみで対応いたします。
・ 対応するアプリケーションソフトは、Windows版PowerPoint2013/2016です。
  他のVersionのPowerPointで作成された方は予めPowerPoint 2013/2016 での動作状況を
  ご確認ください。
・発表用のファイル名は「演題番号+氏名」としてください。
 (例:1 愛媛太郎.ppt、LS2 松山花子.ppt)
・ 文字フォントはOSに設定されている標準的なフォントをご使用ください。
  特殊なフォントの場合、表示のずれ、文字化けが生じることがありますのでご注意ください。
・動画を使用される場合には、ご自身のPCをご持参ください。
・音声の使用も可能です。使用する場合は、データ受付の際にオペレーターにお申し出ください。

6)発表時のPC操作について
・ 演台上に液晶モニター、キーパッド、マウスがセットしてありますので、ページ送りは発表者ご自身で行ってください(PC本体持ち込みの場合も同様です)。

3.学術集会での発表における利益相反(COI)開示について
医学研究に関する発表・講演を行う場合、筆頭発表者は、配偶者、一親等の親族、生計を共にする者も含めて、今回の演題発表に際して、医学研究に関連する企業者営利を目的とした団体との経済的な関係について、過去1年間における利益相反状態の有無を発表スライドの最初(または演題・発表者などを紹介するスライドの次)に開示していただきますようお願いいたします。
 COIの自己申告基準および、開示スライドの見本は、本大会HP の「利益相反(COI)開示について」でご覧いただけますので、ご確認の上、ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

4.学会発表にあたって発表者が行うべき手続について(公益社団法人日本皮膚科学会)

診療で得られた経験なのか、研究で得られた新たな知見なのかを明確にする必要がある。(論文発表は投稿規程に従うが、これを参考にすることができる)
1.症例報告
(1)診療で得られた経験を共有するために、報告する
→ 1.(1)は、十分に匿名化して発表する場合には、手続は必要ない。
(「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」を遵守する)
2.観察研究
(1)診療で得られた経験を研究としてとりまとめる。
(2) 新たな知見を得るために、通常の診療に上乗せしてアンケートや検査項目を追加する等
   して、その結果をとりまとめる(侵襲無し又は軽微)。
(3) 新たな知見を得るために、通常の診療に上乗せして侵襲的行為(生検等)を追加し、
   その結果をとりまとめる(侵襲あり)。
→ 2.(1)、(2)、(3)は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従って、
 研究計画書の作成、倫理審査委員会の審査、機関の長の許可等が必要。

3.介入研究
(1) 新たな知見を得るために、医薬品・医療機器でないもの(生活習慣や食品等)を使用し、
   その有効性や安全性を評価する。
→ 3.(1)は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従って、研究計画書の作成、
 倫理審査委員会の審査、機関の長の許可等が必要。

(2) 新たな知見を得るために、承認済みの医薬品・医療機器を適用の範囲内で使用し、
   その有効性や安全性を評価する。
→ 3.(2)は、臨床研究法に従って、研究計画書の作成、認定臨床研究審査委員会の審査、
 医療機関の管理者の承認が必要。

(3) 新たな知見を得るために、未承認又は適用外の医薬品・医療機器を使用し、その有効性や
   安全性を評価する。
(4) 新たな知見を得るために、製薬会社等から臨床研究実施のための資金提供を受け、その
   会社が販売する医薬品・医療機器を使用し、その有効性や安全性を評価する。
→ 3.(3)、(4)は、臨床研究法に従って、研究計画書の作成、認定臨床研究審査委員会の
 審査、医療機関の管理者の承認、国への届出が必要。


5.学会発表・講演におけるプライバシー保護指針(公益社団法人日本皮膚科学会)
序 文
 日本皮膚科学会は、皮膚科学に関する教育・研究と医療について、その連携連絡を図り、皮膚科学の進歩・普及に貢献し、もって学術文化の発展に寄与することを目的とする学術団体である。日本皮膚科学会が主催もしくは支援して開催する学術大会(総会学術大会、支部学術大会、地方会)、講習会、その他の研究集会(以下「学会等」)における発表や講演は、その積極的な情報共有が皮膚科学の進歩・普及に大いに寄与し、国民の健康と福祉の向上に重要な役割を果たしてきた。同時に、発表や講演で共有される医療情報(皮疹・皮膚画像写真を含む)には個人情報も含まれうるため、日本皮膚科学会が主催もしくは支援して開催する学会等において、個人のプライバシーが保護されるよう、これまでも配慮されてきたし、これからも十分に配慮されなければならない。
 以下の細目は、上記の認識のもとに日本皮膚科学会が決定した、学会等での発表や講演におけるプライバシー保護に関する指針である。本指針は、日本皮膚科学会が主催もしくは支援して開催する学会等における発表や講演の際に、発表者又は講演者が遵守すべき指針である。また、日本皮膚科学会員が他の学会等で発表や講演する際にも、本指針を遵守することが望ましい。
 なお、本指針を遵守しても、発表や講演におけるプライバシー保護に関する責任は、常に発表者自身に帰することを留意されたい。極めて希少な疾患に罹患している等、以下の細目によっても個人を特定できる可能性のある場合は、原則として、発表内容に関する同意を患者(患者でない場合は発表対象者。以下、同じ。)自身または代諾者から得る。但し、同意を得ることが困難である、発表や講演の内容を患者である発表対象者が知った場合に診療上の不都合が生じる可能性がある、など特段の事情がある場合には、所属施設の長あるいは倫理や個人情報保護に関する委員会などの承認を得ることが望ましい。
細 目
1)患者の氏名等
  氏名、患者 ID(診察券番号、カルテ番号、入院番号など)、イニシャル等は個人を特定
  できる可能性があるため記載しないこと。また、生年月日は、学術的に不可欠である場合を
  除いては記載せず、齢表示(日齢、年齢等)とする。
2)臨床検査データ番号
  生検、剖検、画像情報等の臨床検査データに含まれる番号等は、個人を特定できる可能性が
  あるため、 記載しない。
3)患者の人種等
  患者の人種、国籍、出身地、信教、信条、生活習慣、嗜好は、学術的に不可欠である場合を
  除いては記載しない。
4)患者の居住地、疾患の発生地
  患者の居住地や疾患の発生地は記載しないこと。但し、これらの情報が学術的に不可欠であ
  る場合に限り区域(都道府県名あるいは市区町村名)までに限定し記載する(例:東京都
  あるいは文京区)。
5)日付
  齢表示と時間経過(初診後何年、何月、何日、など)で臨床経過を記述できうる場合には、
  この記載法を優先する。日付は臨床経過を知る上で必要となることがあるため、個人を特定
  できない場合は、年月までを記載してよい。
6)患者の家系・家族歴
  患者の家族に関する情報を記載する場合には、家系および家族の職業も含め、患者および
  家族個人を特定できないよう十分に配慮する。特に遺伝性疾患においては、個人または家系
  を特定できる情報となることで患者および家族の社会的不利益とならないように留意する。
7)患者が診断・治療を受けた他の施設名等
  既に他施設などで診断・治療を受けている場合、学術的に不可欠である場合を除いては、
  その施設名ならびに所在地を記載しない。
8)皮疹・皮膚画像写真
  顔写真を使用する場合には、内眼角から外眼角、上眼瞼から下眼瞼の睫毛で囲まれる範囲を
  完全に隠す。なお、眼瞼、眼瞼周囲、あるいは眼球の写真を使用する必要がある場合は、学
  術的に不可欠な部分に限った拡大写真とする。その場合は、1 枚の写真で同時に両眼を含ま
  ないようにし、発表内で提示される一連の写真の組み合わせ(例:顔写真(目隠しあり)と
  眼部の拡大写真の組み合わせなど)によって個人を特定できないようにする。
  衣服・アクセサリー・刺青などの個人を特定できる可能性のある情報や、撮影地域・場所を
  特定できる可能性のある背景情報が映り込まないようにする。但し、服飾・アクセサリー・
  刺青などの情報が学術的に不可欠な場合は、この限りでない。